日本皮膚科学会ガイドライン

ヘアケアの基礎知識

日本皮膚科学会ガイドライン
男性型脱毛症診療ガイドラインというものが発表になりました。
これは、育毛剤の「効く効かない」「推奨できる、できない」などを示した数値で今後の男性型脱毛症(AGA)の改善に大きくう役立つものだといえるでしょう。

このガイドラインは曖昧な言葉だけの表現ではなくランク付けをしていることで一般の人にも簡単に比べられることが出来るようになっています。

ここでは男性型脱毛症診療ガイドラインを少しでも解りやすく説明していき、その成分の入った製品の紹介までしたいと思っております。

A    ミノキシジルの外用液
      フィナステリド内服(男性のみ)
B   自毛植毛術
C1 塩化カルプロニウムの外用
      t-フラバノン
      アデノシン
      サイトプリン・ペンタデカン
      ケトコナゾール
C2 セファランチン
D   フィナステリド内服(女性のみ)
      人工毛植毛術

各ランク内容

A  行うよう強く勧められる
B  行うよう勧められる
C1 行うことを考慮してもいいが、十分な根拠が無い
C2 根拠が無いので勧められない
D  行わないよう勧められる

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どのようにランク付けをしているのかいうと、まず実験等にランクをつけています。
Lv1 システマティック・レビュー(焦点を定めた臨床的問題の検証)/メタアナリシス(過去に行われた臨床研究)
Lv2 1つ以上のランダム化比較試験
Lv3 非ランダム化比較試験
Lv4 分析疫学的研究(コーホート研究や症例対照研究)
Lv5 記述研究(症例報告や症例集積研究)
Lv6 専門委員会や専門家個人の意見

この6項目を基準としランク付けされています。
ランク個々の内容を解説するとこうなります。

A  少なくとも1つの実験結果に有効性を示すLv1もしくは良質のLv2の証拠または根拠がある。
B  少なくとも1つ以上の有効性を示す質の劣るLV2か良質のLV3あるいは非常に良質なLv4の証拠または根拠がある。
C1 質の劣るLv3〜4、良質な複数のLV5、あるいは委員会が認めるLV6がある。
C2 有効な証拠、根拠がない、あるいは無効な証拠、根拠がある。
D  無効あるいは有害であることを示す良質な根拠、証拠がある。


本文は男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)を元に引用及び解りやすく説明しています。

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